いびきに悩まされている方、ご家族にいびきを指摘された方、とても多いと思います。
いびきの原因の多くは舌根の落ち込み(舌根沈下)です。舌根が落ちると呼吸の通り道である気道が狭くなり、上顎の奥の軟口蓋というところが振動することによっていびきが発生します。
また、睡眠時間は確保しているのに昼間眠くなることが多い」「頭痛や肩こりがある」「家族に度々いびきや呼吸が止まっているのを指摘される」ということなどがあれば、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
睡眠時無呼吸症候群とは、名称が示すように就寝中に呼吸が止まる病気です。睡眠が浅くなるので疲労が取れにくく、昼間眠くなって日常生活に支障が出ることもあります。また、高血圧や糖尿病・心臓病や脳卒中のリスクも上がるので、放置せずに早めに治療する必要があります。睡眠時無呼吸症候群(いびき)の原因は肥満傾向の方であったり、喉の周りの筋肉が弱かったり、衰えたりすることで、気道を閉塞してしまうことによります。
特に重度になると、人工呼吸器CPAP装置が適応になる事があります。下顎を前に引き出した状態にし、それにより舌が引き上げられ、舌の沈み込みが改善され、気道が広がり、無呼吸も改善されます。
睡眠中に舌の位置が悪いと、気道がふさがれていびきが出やすくなります。これによって起こる睡眠時無呼吸症候群はスリープスプリントというマウスピース状の器具を使って、下顎の位置を適正にすることで改善できる場合が多くあります。
当院では、経験豊富な歯科医師がスリープスプリントによる診療を行っています。
いびき、睡眠時無呼吸症候群でお困りの方は是非、当院までご相談下さい。
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