BTAセミナー2015.11.11
こんにちは。非常勤歯科医師の重光です。
8日の日曜日、BTAテクニックという新しい治療法のセミナーに行ってきました。
BTAテクニックとは、Biological Tissue Adaptationの略です。綺麗な被せ物をしても長年経つと歯肉が下がり、歯と歯肉の間が黒くなってしまったり、一本だけ前歯が内側に入り込んでいるという歯並びの方がいらっしゃると思います。そういう方を対象に歯肉ラインを整え、後戻りもせず、長期的に歯肉を健康に維持できる審美的治療になります。
まだ新しい治療法なので、行っている歯科医院も少ないと思います。私も治療法の一つとして、ドクター、技工士さん、衛生士さんなど様々な立場から勉強させて頂きました。

新しい治療法が増えると、患者さんにご提案出来る治療方法が増えるので、選択肢の幅がまた一つ広がると思っております。
患者様の為に、どれが一番良い治療か選択肢をたくさん持ち、一緒に相談しながら行っていきたいと思っていますので今後も何かあったらいつでも相談して頂ければと思います!

 松浦有志太郎先生 生誕150周年の会2015.10.16
先週末は京都にて
『生活習慣改善運動の先駆者、松浦有志太郎(うしたろう)先生の生誕150年の会』に参加してきました。

松浦先生は53歳の時に、西洋医学の限界を感じ、京都大学医学部教授から市民運動家へ転身した方で、その健康法を普及させるために全国行脚の旅をつづけたと言います。

先生が唱えた健康法は@廃娼A禁酒B禁煙C玄米食。
様々な病気を防ぐためには何よりも生活習慣改善による予防が重要だと訴えました。

生活習慣病が国民の死因の上位を占めると言われる現代の日本、その100年近く前からその重要性を説いた先生の功績は計り知れません。

これを機に私も、深く学んでみたい分野だと思いました。まず自らが実践できるように努力ですね。

 目白歯周病学研究会2015.10.5
お早うございます。
歯科医師の丸山です。
先週の土日を使って目白歯周病学研究会という歯周病(歯槽膿漏)治療のセミナーに参加してまいりました。
こちらの研究会の講師の先生方は、日本の歯周病治療の草分け的存在である若林勝夫先生のクリニックで学ばれ、その後、日本の歯周病治療においてリーダー的な存在になられた先生方です。
講演の内容は一般的なセミナーのような治療技術のみではなく、治療を実践するための院内のシステムづくり、患者さんの心のケアまで網羅されており、すぐに臨床で役立つであろう大変素晴らしい内容でした。
当院でも早速実践し、患者様方にフィードバックできるように努めていきたいと思っております。


 MID-G2015.9.30
こんにちわ。理事長の丸山です。
先週の日曜日を使ってMID-Gという研修に参加して参りました。
この研修は治療技術の研修ではなく、言うなれば診療所のマネジメントのための研修で、1年間かけてクリニック運営のマニュアルを製作していくものです。

この研修の参加者が目的とするのは良い意味で診療所内での標準化。

例えば、担当によって診療内容が変わらぬように、あるいは新人スタッフが早期に力を発揮できるように、また誰かが休んでも、その日の診療が滞りなくできるように、等々。

日々クリニックを運営をしていると、マニュアルの必要
性を感じることが多くありまして、皆様も職場、家族、友人関係であの人がいないと困るということがあるかと思います。まるっきりマニュアル人間は困りますが、これが皆が向かうべく方向への道筋となってくれると思います。

このコースでは4月から合計6つのマニュアルを製作しておりまして、そのうち半分は私が、残り半分は当院スタッフが製作してくれています。
スタッフも皆協力しながら頑張っていてくれており、私が作ったものより出来がよさそうで完成が楽しみです。

これからも治療技術の向上だけではなく、高水準の医療サービスを末永く継続するべく、色々な角度から知識や技術の向上に努めていきたいと思います。


 歯周病菌は、本当に体内に入るのか?2015.9.2

こんにちは。歯科医師の千竃です。
先週の日曜日に、治癒の病理 下野正基先生に聞く という講習会に参加してまいりました。
下野正基先生は、東京歯科大学教授名誉教授で、病理学の第一人者です。今回は、歯周組織の治癒や、インプラント、歯牙移植についての講演でした。
歯周病は、歯周病菌による炎症が起こっている歯肉の病気です。解りやすくいうと、歯周病は、歯肉が傷だらけの状態です。
歯肉の血管は、炎症が起こると、健康な歯肉と比較して、10倍以上の血液が流入します。
また、歯周ポケットが5ミリとなった時、その表面積は、手のひらとほぼ同じサイズだそうです。
例えが変ですが、傷だらけの手のひらを汚水につけたとします、そうしたら、皆様どうなると思いますか?
手のひらには、細菌が侵入して炎症が起こります。手のひらの炎症は、痛みを感じますが、歯肉の炎症は、初期では、痛みを感じない事が多いです。歯周病は、サイレントディジーズと呼ばれます。自覚症状がない病気という意味です。
歯茎も同じ事です!
手のひらに傷があった時は、なるべく細菌が入らない様に絆創膏とかしますよね。
歯肉は、毎日の正しいブラッシングをする事が重要になります!また、定期的なプロのケアも重要です。

歯周病菌は、本当に体内に入るのか?→入ります!歯周病と全身疾患(糖尿病、誤嚥性肺炎、心疾患、早産低体重児、動脈硬化症、骨粗鬆症)との関連も改めて納得でした。

インプラントは、歯の喪失を補い、しっかりと噛みしめることのできる一つの治療法です。インプラントの周りの歯肉は、天然歯の周りの歯肉と比べると、細菌による抵抗性が弱いです。なので、インプラント後も、しっかりとした歯肉のケアが必須です!

歯周病治療は、患者さんと一緒に二人三脚でなければ、成立しません。
お口の中の環境を一緒に整えていけたら、スタッフ一同嬉しいです。

患者さんに寄り添える様、今後も精進致しますので、宜しくお願いします。

 接触嚥下セミナーに参加してまいりました2015.8.10
こんにちわ。歯科医師の丸山です。先週の日曜日に摂食嚥下障害のセミナーに参加してまいりました。この接触嚥下障害という言葉、皆様には聞きなれないかと思いますが、これは加齢を初めとするさまざまな原因で、正常に食物を飲み込む機能が低下し、誤嚥(食物や口腔内にあるものが気管に入ってしまうこと)をおこし肺炎を初めと病気を引き起こすものです。要介護の高齢者の死因第一位は肺炎ですが、その多くがこの誤嚥性肺炎だと言われています。この高齢社会である現代の日本では必要性が高まっている分野です。
この分野の第一人者である東京医科歯科大学の戸原玄先生、そして我が文京区歯科医師会の会員でもあり、接触嚥下療法界の若きエース寺本浩平先生による講演は、午前中の講義と午後のロールプレイング、そして症例検討とたいへん充実した内容でした。特に実際に患者役、医師役、家族役に別れてのロールプレイングは本日学んだ理論を日常の臨床にすぐに役立てることが出来る素晴しいものだったともいます。
講演の最後に講師の先生からあった「治療を通じて多くの事を人生の大先輩たちに教えていただいている」という言葉を忘れずに日々の訪問診療に励んでいこうと感じた次第です。

 歯と歯の間にご注意を!2015.5.28
院長の丸山です。
虫歯の好発部位は、プラーク(歯垢)の停滞しやすい、歯と歯の間(隣接面)です。
歯ブラシのみで、口腔内のあらゆる部位のプラークを取り除けると思われている方も多いと思いますが、ある研究によると、一般的な歯ブラシを使用したブラッシングでは、60%ぐらいのプラークしか取り除くことができないと報告されています。
丁寧にブラッシングをしたつもりでも、プラークの40%が取り残されているわけです。そして、その多くが隣接面のプラークです。
隣接面のプラークコントロールに力を発揮するのはデンタルフロス。
通常のブラッシングにデンタルフロスを併用することで、結果、プラークの除去率が90%まで向上しました。
つまり、虫歯を予防するには、デンタルフロスの併用が効果的であるということです。

気付かないうちに進行する隣接面の虫歯。
定期検診で早期発見・早期治療をしましょう。
そして、普段からデンタルフロスを使用して予防していきましょう!

 金沢旅行2015.5.9
こんにちわ。歯科医師の丸山です。
GWを使って金沢へ行ってまいりました。
金沢新幹線開通の影響か、どこも混雑していましたが、加賀100万石の栄華を誇った武家文化、そしておいしい食事を堪能してまいりました。
特に寿司、これは本当においしい。ノドグロ、ガスエビ、赤西貝etc.普段あまりお目にかからないネタの宝庫で、どれも驚きのうまさ。回転寿司でも都内の1流店のようなレベルでした。
また少し時間がたって落ち着いたら再訪してみたいと思っております。
(写真は武家屋敷野村家にて)

 桜もそろそろ2015.4.6
歯科医師の丸山です。
今朝は暖かく気候も良いので、街を散歩してみました。
先週、満開だった桜の花も少しずつ散り、葉桜を多く見かける様になりました。そろそろ本格的な春がやってきたのを実感します。
今年はたくさん桜を撮りましたが、ベストショットはこちら七色の桜です。いかがでしょう?
また来年、この桜の季節が楽しみです。

 藤本研修会エンドコース13期生同窓会2015.3.30
歯科医師の丸山です。
先週末、3年前に参加した藤本研修会という歯科医師研修会で1年間一緒させていただいた先生方6名とプチ同窓会を開催いたしました。
一年間、同じ志をもって学んだ仲間たちとの久々の再会は懐かしくもあり、またいい刺激を受けることができました。その後、各先生方の各方面で活躍されているお話を聞き、色々な情報交換も出来て、大変有意義なものとなりました。

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